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ネタバレ!【3Dで超立体的!】IMAXのゼロ・グラビティ あらすじ、主題、内容


こんにちは〜(^O^)
チャーミーゴリラ子です。

今日は、遅ればせながら、話題のゼロ・グラビティについての感想だよ〜


聞いたところによると、
普通の映画は、
2Dと、ついでに3Dも公開しようか〜
という感じだけど、
この映画は、3DIMAXの為に映像を作り直したというほど。


さてさて、あらすじというか、話の内容について。

展開は非常に単純で、
宇宙空間で技術スタッフとして作業していたライアン(サンドラ・ブロック)と、
ベテラン宇宙飛行士のマット(ジョージ・クルーニー)。

2人が宇宙空間で作業していたところ、ロシアが失敗して衛星を破壊したという緊急連絡が入り、まもなくその破片が飛んできて、2人は宇宙空間に放り出されてしまう。


2人はやっとの思いで元の作業船に戻るが、
飛んできた破片による破損が激しく、船内に居たメンバー、アームに居たメンバーも全員亡くなっていた。(死体はホラー並みに怖かった(´・_・`))



つづいて二人が目指したのはISS(国際宇宙ステーション)


しかし到着の際にマットがISSを掴み損ねライアンは助けようとするが、
マットは自ら身を放し、宇宙空間へ投げ出される。


ISSに到着したライアンだったが、まもなく火災が発生し、ソユーズに乗り込み、本体を切り離す。


しかしソユーズは燃料切れで動かず、
パラシュートが絡まり切り離すこともできない。


ここでライアンは自らソユーズ内の空気を抜き、地球への帰還を諦める。


するとマットの幻覚を見て、地球に帰還する決意をする。


燃え尽きる直前でなんとか水面に着陸、浸水して溺れかけるが、宇宙服を脱ぎ捨て、なんとか地球の大地を踏みしめた。


というところで終わる。





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何度も危機的状況になり、なんとか脱し、の繰り返しで、全体的なストーリーは非常に簡単。



しかし、最後にはたと気づきました。

この映画、邦題はゼロ・グラビティつまり、「無重力」

ですが、本当は「GRAVITY」なんです。つまり「重力」


映画を見ている最中には気づきませんでしたが、
後から振り返って思い出していると、ジワジワくるのですが、
主題はやはり、重力なのです。


マットとライアンが地球上での生活を話す場面があり、そこでキャラクターの背景がわかるのですが、
ライアンは娘を不慮の事故で亡くしており、その連絡が入った時に車を運転していたことから、
仕事帰りにはただなんにも考えずに、ドライブするという話をします。

また、地球への帰還を諦める場面では、娘に会えるということも口走ります。大事な娘を亡くしており、幸せな暮らしをしていたわけではなかった。



つまり、ライアンはそこまで地球に生きて還ることに執着する理由はなかった。


しかし、その一方で、
家族の写真をいつも見えるところに掲げていた(生きて還りたかっただろう)メンバーが亡くなった。


自分はそこまで生きる希望はなかったが、そんな自分が生き残ってしまった。


”重力のある「ラボラトリー」では、工具は床に落ちるわ。”

そんなことも言っており、技術者として引っ張られ、自ら志願して宇宙に来た様子ではなさそうです。



そんなライアンのみが生き残ってしまった。


また、宇宙空間に放り投げられるということは、それはすなわち「死」を意味します。

音を伝えず、空気もなく、酸素もない。

酸素ボンベがなくなれば、息もできず、噴射器がなければ、移動すらもできない。


その恐怖感が3DIMAXの映像と音声でよく伝わってくるので、
自分も、ライアンが宇宙空間に投げ出されたら息を止めて、空気コックの中に入れたら、息を吸って、と
思わず参加してしまいます。笑



我々は、「無重力」というと、
ふわふわして浮いている
楽しそう
などといいイメージをしがちかもしれません。

しかし、「重力」というのは、
命をつなぎとめるものであり、
あって当たり前のものであり、
我々の生活には必要不可欠なものであるのです。





それがないと、非常に恐ろしい



ということなのです。


そして、最後の地上に立ち上がるシーンというのは、この映画の最大のテーマを表しているのではないかと。

主題は
「無重力による恐怖」
ではなく、
「重力による生」
だと思うのです。


最後のライアンが立ち上がるシーンでは、
無重力に体が慣れているためか、
重力に耐えきれずなかなか立ち上がれません。
一度崩れ落ち、ふふっと笑いながら、
両手をつき、しっかりと地面を握りしめながら立ち上がります。

この ふふっ という笑いは
自分が生きていることを確認しているのでしょうか。
そんな風に見えました(^O^)

邦題は無重力ですが、
本当に描きたかったのは
重力、重力があることによる生命
だったのかな〜
なんて。

その対比のために映画のほとんどの時間を使って無重力の恐怖を表現するなんて大胆!


でも、見てよかったな〜と、思いました。
無重力のシーンのふわふわ感や、
破片の衝突のシーンは、
やはり素晴らしかったですね!




こちらの映画は、見るなら絶対、
3DIMAXがいいです!これを体験しないともったいないです(^O^)





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